時代が変わっても
信頼関係の重要性は変わらない。

興陽電気株式会社 取締役会長

井上 宜清

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興陽電気株式会社 代表取締役

井上 智広

代表取締役 私と会長は、苗字が同じなので皆様もう既にお分かりになっていると思いますが…そうです、親子です。(笑)
私が6代目代表取締役に就任いたしましたのが2021年6月で、それまではまぁ、某大手総合電機メーカーを退職後、興陽電気に営業兼現場監督として入社致しました。

会長 創業60年以上経った今も、息子が生まれる前から事業内容は変わってなくてね。興陽電気は本当に優良なお得意様に恵まれ、技術職人との信頼関性との2本柱で堅実な経営を歩んで来れました。

代表取締役 バブル崩壊や阪神大震災、リーマンショックなど社会の荒波を何とか無事乗り越えてこれた老舗工務店です。

会長 興陽電気は、創立メンバーである4名の歴代社長の残してくださった苦労や功績・信頼関係の積み重ねがあって、現在もその当時からのお得意様が贔屓にしてくださっている。

代表取締役 その事を本当に実感したのが、実は私は入社3年位で「親父、早く俺に引き継いでくれんかなー。」と思ってたんですがね。(笑)でも、実際ここで色んな経験してみて、この興陽電気が60年積み重ねてきた重みは、やはり価値が違う「自分はまだまだ実力不足や。」と感じました。

会長 やっぱり、ウチとお客様との信頼関係は大手総合電機メーカー育ちの人間とはやり方がちよっと違う。
信用できる人間関係をつくるにはもう少し時間が要ると。

代表取締役 私も後々、気づいたんですけどね。

会長 まぁ、そうは言っても息子はお得意様がある環境でも、新規開拓しようと走り回ったり、あと社内や現場の若手とも上手い事やってるのを見て「次の世代に引き継ぐべき時が来た」と判断したんです。
私が思っていた以上に、現場の若いもんからの信頼もあってね。
現場の信頼関係もお客様との信頼関係と同じ位大事やからね。

代表取締役 ありがとうございます!
力を貸してくれ、一緒に会社を創ってくれる従業員との信頼関係、そして会長から教わった「お客様がこうしたい、とおっしゃる前にこう出来ます、という提案力」それも大事にしていきたい!

会長 昔も今も、いくら時代が変わったと言っても人と人との信頼関係、その重要性だけは変わらない。

代表取締役 はい。60周年の次は70周年、100周年…。
この先の電気の100年企業を目指して走って行きます!

会長×社長対談01
会長×社長対談02
会長×社長対談03